10月6日(現地5日)
今日は日曜日。まず朝はセントパトリック協会のミサへ雰囲気を味わうつもりで入ったが出口がクローズされクリスチャンでもないのに結局1時間ミサに出席してしまった。以前に行ったパリのサクレクール寺院の時と同じ状態になってしまった。しかし司教の聖書朗読の英語が少し理解できたり、珍しい光景と雰囲気に飲まれて最後には隣の見知らぬ人達と笑顔で握手を交わすのも悪くない。このから街に溶け込めたのか街の雑踏の中でも胸を張り、キョロキョロしないで余裕が出てきて地下鉄の乗り降りも気軽な感じになってきた。
今日の目的第二はショッピング、まずマジソン街のコーチの店へ、15パーセントの税金は高いが日本語のわかる店員に日本では倍はしますよの甘い誘いに---ついのって買ってしまう。次に5番街のティファニーへ、1階はとてもとても高価な品々、ここでも日本の店員を見つけ相談すると3階へどうぞと。エレベーターで3階に上がると手ごろな価格の商品がならんでいる。銀製のネックレス1本買うつもりが数本になり、またイヤリングまでそこで一悶着。やっとショッピングも終わり店を出ると街はパトカーのサイレンが鳴り響き街角には異様な数の警官が集まり交通規制を始めていた。何か事件でもあったのかと思い近くの人に尋ねるとこれからパレードが始まるとのこと、、以前何かの本でニューヨークは毎週パレードをやっている---と読んだことを思い出した。さてこのパレード華やかな音楽隊を先頭に警官が旗を揚げて民族衣装の人々が続き、垂れ幕にはpoliceと書かれ警官の何かの記念日かと思ったがよくよく見るとpolishの間違い、ポーランド人の記念パレードのようだ。約1時間見とれていた、ニューヨークは多民族の集まり、このようなパレードが5番街の真ん中で日曜日に催されるのをみても多民族国家アメリカと単一民族国家日本の違いをまざまざと感じた。次に地下鉄でグッゲンハイム美術館へ期待していた現代アメリカ美術を見に行ったが海外貸し出し中---少し寂しかったが、しかしカンディスキーの作品には感激した。地下鉄で今度は街頭パフォーマンスを見るためワシントンスクエアへ駅を降りたが見つからない、この道と思い歩き回るがそれらしき公園は見つからない、やっとここかと、おぼしき公園にたどりつくと何と一駅越えてユニオンスクエア、間違った。時間も予定より遅くなり歩き回って疲れた、ホテルへ。ホテルで小休止すると元気が出てブロードウェイのミュージカルへ行こうと当日の安売り切符を求めてタイムズスクエアへ何を見るか探すが題名と内容が理解できない、たまたまbroadwayの文字があるので、これだと決めて食事の後、その場所を探すが見あたらない。同じ47ストリートでも広い、1ブロックまた1ブロックと歩いても見つからない。なんだかやたら人通りのない寂しい道に出ていく、やっと通行人を見つけて聞いて劇場を見つけたが小さな場末の劇場、中に入り席に着くが内容はさっぱり、どうも日本の漫才のようなもののよう fobiddenn
broadway 20th cerebration ブロードウェイへの20世紀を茶化したような出し物のようだ。早々に退散、タクシーでホテルへ。
10月7日(現地10月6日)
午前中は自然史博物館へ、場所は地下鉄を降りたら目の前、すぐに入館、子供達がいっぱい、何処へ行くべきか、まずエレベーターで3階の恐竜館へ。凄い種類の化石、それを継ぎ足しての骨格のそばに行くとその巨大さに驚く、また恐竜が鳥類に進化する過程を化石で証明している標本も興味深いものがあった。北米に住む動物館とか、この博物館の規模の大きさに驚かされた。他にも巨大な宝石の原石とか月の石とかあるそうだが時間がない、午後2時過ぎ博物館を出て地下鉄でワシントンスクエアへ、しかし又も道を間違えユニオンスクエアへ、どうもワシントンスクエアには縁が無いらしい。では少し早いがタクシーでブルックリン橋のたもとの桟橋でマンハッタンの夜景撮影に、金色に輝く海の彼方に自由の女神が黒いシルエットで見え感激!桟橋にはアベック、釣り人。ようやく太陽が沈み高層ビルに明かりが輝き始め夢中でシャッターをきったが実感としてあまり明るい夜景とは思わなかった。それではとフェリー、タクシーを乗り継ぎエンパイアーステートビルからの夜景撮影、しかし荷物検査で3脚を取り上げられ柱にもたれての撮影、上手く撮れたか自信がない。美しいが寒い。夜10時過ぎホテルへ、明日はオプショナルツアーでナイアガラへ、朝は早いが添乗員に付いていくだけののんびりした旅、これも息抜きにいいだろう。